2016年06月09日
安中市簗瀬は史跡の宝庫
安中市の簗瀬地域は、史跡の宝庫である。
先ず、簗瀬二子塚古墳は、最近復元整備され公園となって居る。
出土品も多く、有力豪族の墓で有る事は間違いないようだ。
そのすぐ西に面した道路反対側に、簗瀬八幡平首塚が在る。
文献資料は無いが、嘗て戦国時代に(武田信玄との戦い)犠牲となった兵士の首が葬れているである。
その首塚の一帯は、簗瀬八幡平陣城跡である。是は武田信玄が安中氏を責める為に築いた小さな陣城だと言う。この様な陣城を多数築き、箕輪城の長野氏攻略を計ったようだ。
そこから300mほど碓氷川を下った同じく左岸の崖上に簗瀬城がある。やはり小さな城だが、詳細ははっきりしないが、安中氏が築城したのではないかとの事。現在は城山稲荷神社となって居る。
車で行かれる方は、二子塚古墳の案内休憩所の駐車場を使うとよい。